ひやむぎとそうめんの違いは太さ?
夏になると昼夜問わず連投大活躍の素麺&冷や麦。
なんとなく気分で食べ分けてたけど、その明確な違い、分かりますか?
見た目も味もよく似た2つの違いや他の麺との差についても調査しました♪
ひやむぎとそうめんの違い
素麺(そうめん)と冷や麦(ひやむぎ)の違いはズバリ太さ!
JAS(日本農林規格)で太さがきっちり決められています。
そうめん→直径1.3mm未満
ひやむぎ→直径1.3mm以上、1.7mm未満
ただし、手延べの場合は、1.7mm未満であれば、「そうめん」「ひやむぎ」どちらでも名乗ってOK。
そして直径1.7mm以上の麺は「うどん」。幅4.5mm以上(厚さ2mm未満)で「きしめん」となります。
素麺も冷や麦もうどんもきしめんですら太さで分けられていたなんて驚きですか?
いえいえ、決して不思議なことではありません。
何故ならスパゲッティ等のパスタも太さによって名称が変わるのです。
パスタも太さで名前が変わる!
太さ0.8~1.0mm カッペリーニ
太さ1.4~1.5mm フェデリーニ
太さ1.6mm スパゲッティーニ
太さ1.7~1.9mm スパゲッティ
太さ2.0mm スパゲットーニ
太さ5.0~10.0mm タリアテッレ(フェットチーネ)
私たちが普段良く食べるのが太さ1.7~1.9mmの「スパゲッティ」
細めのカッペリーニは冷製パスタに多く使用されます。
太いスパゲットーニは小麦の味をしっかり感じられるプロ向けのパスタ。
タリアテッレはきし麺のような平麺で、濃厚なクリームソースなどにも◎
パスタの主な原料は小麦粉であり、中でもデュラム小麦のセモリナ(粗挽き粉)を使ったものがメジャー。
パスタのくくりは日本で言う「麺類」ほどの幅の広さで、小麦粉をこねて作った食品の総称になります。
マカロニやラザニアなどの麺とは呼べない種類もパスタとされ、イタリアでは500種類程あるとか。
素麺か冷や麦か「微々たる太さで名称変えて面倒」と思っていましたが、世界は広かった。
日本人たるもの、せめて素麺と冷や麦の違い位覚えておきたいですね☆
素麺はうどんより高カロリー?!ダイエット中は断然うどん!
そうめんもうどんも原材料は主に「小麦・食塩・水」です。
太さだけの違いかと思いきや落とし穴が!(カロリー的に)
素麺や冷や麦の一種である「手延べ麺」がありますが、基本的な原材料は同じでも作り方が違うんです。
手延べ麺は生地に食用油を塗って手作業で延ばしていきます。(使用しない場合もあります)
つまり麺に油が含まれるんです!
油はもちろんカロリーが高いので、必然的に同じグラム数でもうどんよりカロリーが高くなってしまいます。
また、うどんと比べて細い素麺や冷や麦は麺に調味料が絡みやすいです。
麺つゆ位でしたら微々たる差ですが、調理してあんかけをかけたり焼いたりすると結構な差になります。
しかも噛み応えが無いので気づいたらたくさんの量を食べてしまう事が!
うどんは太くて噛み応えも満足感もあるので、素麺や冷や麦よりダイエット向きです☆
素麺と冷や麦の違いまとめ
素麺と冷や麦の違いはわかったでしょうか?
ちなみに昔は関東ではそうめんの事を「冷や麦」と呼んでいたそうです!
呼び名が定まっていなかったから規格を決めたんですかね☆
一番売れてる素麺、「揖保乃糸」の特級黒帯は一度は食べてみたい一品。
お中元や贈り物にも喜ばれますよ♪
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