ベジマイトとマーマイト。
見た目も名前も良く似た2つですが、その違いはご存知でしょうか?
マズイ等の評判も多いですが上手に使えば使える調味料になるんです!
ハマると抜け出せない不思議な味のベジマイトとマーマイト
その原料や発祥、味などの違いについてまとめました。
ベジマイトとは
ベジマイトとは、ビール製造過程でできる酵母エキスから出来る発酵食品。
1923年にオーストラリアにて発売されました。
オーストラリアでは国民食とも呼ばれるほどポピュラーな食品です。
見た目はチョコクリームの様な黒っぽい茶褐色でピーナッツバター風のペースト。
発酵臭が強烈でしょっぱく独特の風味が好き嫌いの分かれるところ。
原材料はイースト菌抽出物(酵母エキス)や塩。
ビタミンB群(チアミンB1、リボフラビンB2、ナイアシンB3、葉酸)を豊富に含んでいます。
マーマイトとは
マーマイトとは、ビールの醸造過程で増殖して最後に沈殿堆積した酵母、いわばビールの酒粕を主原料とした食品。
イギリスやニュージーランドで普及しています。
見た目や味、原材料はベジマイトとほぼ同じ。
商品化されたのは1902年ですが、それ以前からその原型となる食品は食べられていました。
ベジマイトとマーマイトの違い
発祥の地は違いますがどちらもよく似た・・・と言うかほぼ同じ食品。
それもそのはず、ベジマイトのルーツがマーマイトだったのです!
かつてイギリスからマーマイトを輸入していたオーストラリア、第一次世界大戦の影響でマーマイトが輸入できなくなりました。
そしてその代わりに開発されたのがベジマイトだったのです。
マーマイトには砂糖が入っているのでベジマイトより少し甘め。
色はベジマイトの方がより黒っぽい。
固さはマーマイトの方が柔らかめ。
成分も作り方もほぼ同じですので味の違いもほとんどありません。
同じソースだけど作る会社によってちょっと違う(ブルドックかおたふくか的な)感じです。
オーストラリアで売られているマーマイトの親戚、ベジマイトを入手。味は…マーマイトとほぼ一緒だな、うん。食べ比べせずに、どっちかだけ食べれればいいと思う。 pic.twitter.com/jc2mzc8ePb
— okuh (@a_okuh) 2019年6月25日
ベジマイトとマーマイトはマズイ?美味しい食べ方
とにかく不味いことで有名?なオーストラリアの一般的な調味料ベジマイト、自分用に少量のを買ってきてさっきパンに付けて食べてみた。たしかに不味いけど味よりも塩辛過ぎる。ビタミンB群や鉄分は超入ってるので自分的には有り。 pic.twitter.com/gAQARCu8o3
— よっこ@さややをシングル選抜へ (@yo388kko) 2019年7月19日
ベジマイト
世界一マズイジャム。
ベジマイトの存在を知らなくて、オーストラリア行った時食べたんたけどクソまずかった。
吐き出そうと思ったんだけど、ホームステイ先の家族が美味そうに食ってるから残すのは失礼だと思ったので気合いで食べたという苦い思い出がある。 pic.twitter.com/7W3Tkxh9Ax
— ☆峰じゅんや☆ (@mine_junya) 2019年7月10日
初めて食べる人は吐き気を催す人もいるほど強烈な味のベジマイト&マーマイト。
しかし美味しく食べる方法で調理すれば、もしかしたら虜になっちゃうかも?!
①スタンダードなトースト
食パンをトーストしてバターと一緒にジャムのように塗って食べるのが一番スタンダード。
コツはバターたっぷり&ベジマイトはちょっぴり薄く!
ベジマイトは少なすぎるかな?味しないかな?位でOK。
この忠告を無視するとベジマイトは好きになれないでしょう。
②チーズ料理に相性◎
発酵食品であるベジマイトとマーマイトはチーズとの相性が抜群!
ピザやパスタに少量トッピングで味に深みが出て風味が増します♪
ピザトーストなんか最高ですね!
コツはやはり少量にすることです!
③お肉の風味づけに
鶏や豚のソテーに少量使うと味に奥行きが出て癖になる美味しさ!
ベジマイトと蜂蜜、ニンニク、ごま油等で作った漬けダレに肉を漬け込み焼くと今までにない風味の肉料理ができますよ☆
ベジマイトとマーマイトまとめ
いかがでしたでしょうか?
ベジマイトとマーマイトの違いは理解できましたか?
どちらもハマると抜け出せない独特の美味しさがあるので、まずはベジマイトとマーマイトどちらも試して見て、より自分好みの味を探してみて下さい!
何度も書きますが、美味しく食べるコツは「少量」です!
間違ってもスプーンでガッとすくって味見なんてしないでくださいね~!
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