マリアビートル映画化！？伊坂幸太郎グラスホッパー映画化で

重力ピエロやアヒルと鴨のコインロッカーなど、
多くの作品が映画化されている伊坂幸太郎の小説。
ついにファン待望のグラスホッパーが映画化決定！
劇場公開は２０１５年１１月７日から。
主人公の鈴木役は生田斗真、鯨役は浅野忠信、蝉役は山田涼介（Hey! Say! JUMP）
監督は映画「脳男」を手掛けた瀧本智行。
生田斗真は「脳男」でも主演を務めており、
しかもこの時の役柄も「鈴木一郎」と鈴木姓（笑）
瀧本監督との再タッグに注目を集めています。
グラスホッパー続編である「マリアビートル」も映画化発表が期待されています！！

マリアビートルも映画化？！

伊坂幸太郎ファンであればグラスホッパー映画化と聞いて思い浮かんだであろう
「マリアビートルも映画化するの？！」
もちろん私も真っ先に思い浮かびました。
グラスホッパーよりマリアビートルの方が好きな作品なので＾＾
（ちなみにamazonの文庫本レビューでもマリアビートルの方が評価は高いです！）

マリアビートルの方がキャラが立っているというか、
作品のテンポが良いと言うか。
まぁグラスホッパーも十分に個性的なキャラたちなんですがね。
☆
マリアビートルの登場人物に「檸檬」と「蜜柑」という二人組みの殺し屋がいます。
この二人は長身で容姿が似ているため双子に間違えられるが血縁関係は無く性格も正反対。
檸檬は機関車のアニメが大好きで蜜柑は文学好き。
この二人の掛け合いが面白い！！
檸檬『よく気づいたな。蜜柑はなんでそんなに慎重なんだ。』
蜜柑『おまえが軽率なんだ。ボタンがあれば押すし、紐が垂れてれば引っ張る。メールがくれば何でも開いて、ウィルス感染だ』
檸檬『まあな』
などのお互いの性格の違いが分かるやり取りや
蜜柑『俺がドルチェで、そっちがガッパーナだ』
檸檬『違う。俺はドナルド、そいつがダグラス』
ここで檸檬が言うドナルドとダグラスはきかんしゃトーマスに出てくる双子の機関車の名前です。
檸檬はきかんしゃトーマスが好きで好きで全てのキャラとその性格を暗記しています。
一見檸檬のクダラナイキャラ設定なんですが、
作品中での鍵となる部分もあるので伊坂幸太郎流石です！
☆
この二人の他にも「運に恵まれない殺し屋・七尾」「元殺し屋でシングルファザーのアル中・木村」「表は礼儀正しく美少年で裏は冷徹非道の中学生・王子」など個性的な登場人物が多く出てきます。
そのキャラ同士の真面目な中にユーモアも溢れる言い回しや掛け合いが楽しめる作品なのです！
登場人物は殺し屋だらけ、なのになぜか引き込まれ気づいた時には感情移入してしまいます。

マリアビートル実写化キャスト

もしグラスホッパーに続きマリアビートルも映画化するとなれば大事なのはキャスト！！
グラスホッパーの配役はそこそこ納得いってますが（何様）、より愛着の深いこの作品ではハードルは高いですよ！
そんな訳で勝手に配役を妄想してみました！

七尾は堺雅人か加瀬亮。
この二人は伊坂作品に出たこともあるので現実的かな？！情けない役が二人とも合いそうです（笑）
王子は神木隆之介。
美少年で縁起上手で見た目はお坊ちゃん役なんて彼しか思い浮かびません。
檸檬は岡田将生か松田龍平かオダギリジョー
蜜柑は瑛太か松田翔太
個人的にはぜひ！松田兄弟に演じてほしいです！
檸檬と蜜柑は見た目も似ている設定だし、高身長。
この二人なら演技力共に申し分なしです！
木村は・・・ちょっと思いつかなかったんですが、そんなこだわりはナイです（酷い）

どうでしょう？！
マリアビートルを読んだことのある人、他に妄想配役があれば教えて下さい（笑）
マリアビートル未読の方は、ぜひ私の配役で想像して読んでみて下さい＾＾
グラスホッパー映画の上映は２０１５年１１月７日。
その映画の最後（エンドロール後とか）でマリアビートル映画化の発表があると良いなーと思っております。