なま醤油とき醤油の違いは?同じ生醤油でも別物だった!

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皆さんは「生醤油」と記載してあったらなんと読みますか?
「なま醤油」?「き醤油」?
実はどちらも正解なんです。

しかし漢字表記は同じでも、読み方が違えば中身は別物!

今まで「生醤油」だと思っていたその醤油、「生醤油」かもしれませんよ・・・^^

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なま醤油とき醤油の違い

☆生醤油(きじょうゆ)・・・原材料名が「大豆・小麦・食塩」で火入れしてある。
火入れすることにより酵母菌などの微生物を殺菌します。
一般的な醤油は保存性を高めるためにアルコールや保存料が添加してありますが、「きじょうゆ」はこれらを加えていません。

☆生醤油(なましょうゆ)・・・火入れはせず、ろ過によって微生物を取り除いて作られます。
なましょうゆの場合は必ず「生(なま)醤油」と読み仮名が記載されています。

醤油は火入れする事により独特の香りが引き立ちます。
なま醤油は火入れしていないので香りも風味も穏やかですが、調理時に加熱すると火入れした醤油より香りがたちます。

我が家で普段使用している醤油はキッコーマンの「特選丸大豆しょうゆ」

こちらは原材料にアルコールが入っているので「きじょうゆ」ではありませんね。
もちろん「なま醤油」でもありません。
生が付かないノーマル醤油です(笑)

そして最近購入した流行りの「生(なま)しょうゆ」ボトル。

こちらはその名の通り「なま醤油」です♪
ちゃんと「なま」の読み仮名がふってありますね☆
原材料にアルコールが記載されていますが、「なま醤油」は「き醤油」と違ってアルコール添加OKです!

なま醤油の賞味期限は?

生醤油(なましょうゆ)は一般的な醤油に比べて酸化しやすく風味の劣化が早いです。
なので開封後の賞味期限も短めに設定されていますね。
少しでも「なま醤油」の風味を劣化させないように、醤油メーカーも鮮度を保つパッケージにしています。

私が購入したキッコーマンの「生(なま)醤油」では「開封後は90日を目安に使用ください」と書かれていました。

しかしそれはあくまで賞味期限ですので、91日目に腐ってしまうというわけではないのでご安心を。
90日程度を境に、だんだん醤油の風味などが劣化してくるという事です。
我が家では冷蔵庫保存の3カ月位で使い切りましたが、特段風味の劣化も違和感も感じることなく使えましたよ♪

醤油は塩分濃度が高いのでそう簡単には腐敗などしませんので、多少期限が切れても大丈夫です☆
ただ賞味期限の切れた醤油は風味等が落ちてきますので、煮物や炒め物など加熱料理に使うと良いですね!

なま醤油とき醤油の使い分け

なま醤油は香りも風味も穏やかなので、お刺身や大根おろし、ドレッシング等の加熱しない料理に最適です。
加熱すると香りが一気にたつので、炒め物やチャーハンの仕上げにフライパンに回しかけるのもオススメ!!

き醤油は添加物がなく昔ながらの製法で作られた醤油。
醤油本来の風味や香りが豊かですので、煮物や炊き込みご飯など料理全般に広く使っていただけます。

き醤油ちょっと小話

き醤油の本来の意味は上記の通りですが、料理業界等において調味料を添加されていない醤油のことを「き醤油」と呼ぶことがあります。
「みりん等が添加されていない醤油そのまま」という意味での「生」なんですね。

うどん屋さんで「生醤油(きじょうゆ)うどん」等のメニューはまさにこのこと。
「普通の醤油だけかけたうどん!ダシや調味料は入ってません!」という意味です。
なのでこの場合の「生醤油」は本来の「き醤油」とは意味合いが違ってきます☆
ちょっとややこしいですね~(笑)

なま醤油とき醤油まとめ

いかがでしたか?
なま醤油とき醤油の違いは理解できましたでしょうか?
迷ったら原材料と読み仮名チェック!!
そして料理によって醤油を使い分けて良き醤油ライフを♪

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