二日酔いにしじみは効かない！理由はオルニチンにあった！プラシーボ？

豆知識

2019.07.08

二日酔いにはしじみが効く。
学校で習ったわけでもないのに一般常識として浸透していますよね。
酒飲みの先輩から言い伝えられてきたのでしょうか。

しかし、そのしじみ、本当に効いてますか？
実は・・・しじみは二日酔いに効かないらしんです！！

その理由を医学的にお伝えいたします。

しじみは二日酔いに効かない！オルニチンについて

まず、なぜしじみが二日酔いに効くと言われているかについて。

それはしじみに含まれる「オルニチン」と呼ばれる成分が肝機能サポート等の働きをもつため。
「オルニチンが飲酒翌朝の疲労やストレスに及ぼす影響」についての実験結果でも、オルニチンは飲酒後の身体の疲労感を軽減する効果が実証されています。
つまりオルニチンが二日酔いに有効なのは確かだということ。

しじみにはオルニチンが含まれています。
ではなぜしじみは二日酔いに効かないのでしょうか？
それはオルニチンの含有量に問題があったのです。

ビタミンＣと言えば「レモン〇〇個分」
食物繊維と言えば「レタス〇〇個分」
そしてオルニチンと言えば「しじみ〇〇個分」

そんな表記が食品のパッケージに見られますよね。

いかにも「しじみはオルニチン含有量1位ですよー」みたいな感じですよね。
しかしそれがトラップ！罠なんです！！

食材１００ｇ当たりのオルニチン含有量ランキングがコチラ
１位　ぶなしめじ（１４０ｍｇ）
２位　えのきだけ（１２０ｍｇ）
３位　ブナピー　（１１０ｍｇ）
４位　マイタケ　（９２ｍｇ）

※しじみ１００ｇ当たりのオルニチン含有量は10.7～15.3mgです。

衝撃ですよね？
ランキング上位はすべてキノコ
しかもしじみの１０倍以上のオルニチン含有量！

じゃあなんで「ぶなしめじ〇〇個分！」と表示しなかったのか。
単純にしじみが個数で数えやすいとか、効きそうとか、大人の事情なんでしょう。

とにかくこれでしじみに含まれるオルニチン含有量を理解していただけたと思います。

ちなみにオルニチンの摂取量目安ですが、協和発酵バイオの研究で
「1日800mgで疲労回復、飲酒者に1日1600mgで翌朝の疲労感改善(3週間継続)」
との研究結果があります。
しじみ換算すると約１０ｋｇ分。

しじみの味噌汁ごときでまかなえる量ではない事が分かりますね＾＾；

しじみの味噌汁で二日酔いは治せませんが、オルニチンは二日酔いに有効です。
なのでオルニチンはしじみからではなくオルニチンのサプリから摂取しましょう！

オススメなのはオルニチンの研究に力を入れている協和発酵バイオのサプリ。

1日分でオルニチン800ｍｇを摂取できます。
1日分の費用も１１０円程度で、しじみの味噌汁より安く気軽で持ち運びも簡単。
鞄に入れておけば急な飲み会も安心。
もう対して美味しくないしじみ汁を飲む必要はありませんね！！

オルニチン含有量だけですと以下DHCのサプリ等もオススメです！

　DHCのサプリは安い！！
気楽に始められますね。

いかがでしたでしょうか？
しじみ＝オルニチンの式は今日限りで忘れて下さいね。
オルニチン含有量トップはきのこ！
そして二日酔いに効く位の量オルニチンを摂取するならサプリ！

私も今後はサプリでオルニチンを摂取しつつ、ツマミにマイタケの天ぷらでも食べようと思います。