夏の時期、スーパー等でも見かける「冷やし中華」と「冷やしラーメン」。
その違いを知っていますか?
パッケージを見るとほぼ同じ?
名前が違うだけ?
いえいえ、全然違うんです!
スーパーの冷やし中華と冷やしラーメンのパッケージ
まずスーパーで売っている冷やし中華と冷しラーメンのパッケージを見てみて下さい。
コチラは冷やし中華
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麺の上にはどちらも同じような具材が乗っていますね。
きゅうり・卵・ハム・トマト・・・
正直、見た目では同じように見えてしまいます。
実はこの見た目こそがトラップだったのです!
冷やし中華と冷やしラーメンの違い
冷し中華(ひやしちゅうか)とは、冷やした中華麺を使った料理の一種。
野菜、叉焼やハム、錦糸卵などの色とりどりの具材を麺にのせて、冷たいかけ汁を掛けて食べる、夏の麺料理として日本各地で食べられている。
地方によって、呼び方に相違がある。
※この「地方」の一つが北海道。
北海道では全国で冷やし中華とされる料理を「冷やしラーメン」と呼ぶのです。
冷しラーメンとはその名の通り、冷たいラーメンの事。
スープも麺も冷たく、氷を浮かべることもある。
冷やし中華とは異なり、通常のラーメンと同じようにたっぷりのスープに麺が浸されている。
冷やし中華のように酸味は強くない。
つまり両者はまったく別の食べ物!
ではなぜ両者を混同してしまうのか?
それはスーパー等で見かけるパッケージのせいなんです!!
スーパーで夏によく見かけるマルちゃんの「冷し生ラーメン」。
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これは冷やしラーメンではありません!
冷し中華なんです!
でも商品名が「冷し生ラーメン」なので、このパッケージを見た人が「あぁ、冷やしラーメンと冷やし中華って似てるのね」と誤解してしまうんです!
実はマルちゃんの「冷し生ラーメン」の発売は1966年。
発売する時に担当者が「中華よりもラーメンの方がわかりやすいのでは」と思って「冷し生ラーメン」として発売されました。
そして大ヒットし定着したので「いまさら名前を変えるのも・・・」と現在に至るまで名前はそのままなのです。
冷し中華と冷やしラーメンまとめ
いかがでしたでしょうか?
冷し中華と冷やしラーメンをゴッチャにしていた人はその理由が理解できましたか?
そして何故ゴッチャになっていたのか分かりましたか?
きっと多くの人がこのマルちゃんのパッケージにより混同してしまっているんだと思います(笑)
・冷し中華と冷やしラーメンは別物!
・でも地方によって冷やし中華を冷やしラーメンとも言う!(北海道)
・マルちゃんの「冷し生ラーメン」は冷やし中華!
周りにゴッチャになっている人がいたら、ぜひ教えてあげて下さいね♪
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