飛翔体とミサイルの違いは?ニュースによって呼び名が違うのは何故か

豆知識
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最近また北朝鮮からの飛翔体ニュースが続きましたね。
威嚇なのか何なのかさっぱり分かりませんが気になることが一つ。
それは「飛翔体」と「ミサイル」の違いです。
ニュースによってミサイルと報道されたり、飛翔体と言ったり、弾道弾と言ったり・・・
その違いが分からずモヤモヤしていたので調べました☆

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飛翔体とミサイルの違い

飛翔体とは・・・高空を飛翔する人工物。宇宙ロケットや弾道ミサイルなど。
ミサイルとは・・・ロケットで発射・推進する飛行兵器。誘導弾。

つまりミサイルは飛翔体の一つって事でした!

ニュースで「飛翔体」と報じられる場合は、まだ「ミサイル」と確定ができていない状態であり、「弾道弾」や「弾道ミサイル」と報じされている場合は飛翔体の解析が済んで「ミサイル」だと確定した場合ですね!

なんかミサイルっぽいの飛んできたけど、万が一ミサイルじゃなかったら誤報になってマズイから解析が出るまでは「飛翔体」と報じる事が多いようです。
まぁ、北朝鮮から飛んでくる物なんてほぼほぼミサイルって分かってますけどね。
それでもちゃんと解析してソースを提示するのが大人です。

飛翔体を解析しているのはどこの誰?

では「飛翔体」がなにであるかを調べるのはどこの誰なのでしょうか?

今回の「飛翔体」は8月6日午前5時24分と36分に日本海に向けて発射されました。
これを「短距離弾道ミサイル」だと推定発表したのは韓国軍合同参謀本部、そして米国防長官も「短距離弾道ミサイル」であると断定発表しました。

つまり国ごとに調査機関があるということですね。
 
今回発射された飛翔体は高度約37キロで、飛距離約450キロ、最高速度はマッハ6・9以上と探知。
これらの事から韓国軍は、北朝鮮が7月25日に発射した新型短距離弾道ミサイルと類似した飛行特性を持つと分析し、推定発表しました。

韓国が推定発表であったのに対し米国が断定発表したのは何故でしょうか?

実は宇宙ロケットと弾道ミサイルは構造がほぼ同じのため、情報が公開されていない飛翔体について外部から判断することは非常に困難なのです。

よって状況から考えてほぼ間違いなく99.999%ミサイルだと判断されても、あくまで推定。
99%を推定と発表するか、断定発表するかはお国柄がでるんでしょうね。
米国の発表は「ここまで条件そろってるんだから断定して当たり前!」という意気を感じます。

日本で飛翔体がミサイルかの解析を行うのはどこ?

飛翔体が発射された時に解析するのは防衛省です。
近年の北朝鮮からの飛翔体発射の際は、米国や韓国と連携し、飛翔体の弾種や数、飛距離など詳細を分析しています。
自国だけで解析する技術がないのか、あるけど韓国や米国と協力しているのかは分かりません。
しかし今回の「飛翔体」が「弾道ミサイル」であると発表したのも韓国や米国でしたので、日本は解析技術が遅れているのかもしれませんね。

飛翔体とミサイルの違いまとめ

ミサイルが飛翔体の中の一つだと分かってスッキリしました!
飛翔体の定義からいくと飛行機やドローンも飛翔体グループに入るってことですよね?
近年のニュースのせいか「飛翔体=ミサイル」と思い込んでいたので危なかったです!

ところで北朝鮮と日本の時差はないんです。
つまり北朝鮮サイドは朝の5時半にミサイル発射したということです。
早起き~
それともタイマー発射とかなんでしょうかね?
総書記も早起きするんですかね?
「明日はミサイル発射するから早起きしなきゃ!」とか思って早寝するんでしょうか?
色々気になります!
とにかく謎のミサイル発射は辞めて、ちゃんと話して解決して欲しいです~

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